バッタ GX8 ワイコン F4 AE
GX8は本格的な昆虫撮影のために購入したデジカメだった。
フル装備のGX8 ワイコン 外付けストロボ(ニコン製)
それまでフィルム主体だった自分だったがこの使いやすさにはビックリした。なんと言っても良いところがレンズ先端1cmまで寄れると言う事。とにかくその凄さには驚いた。フィルムカメラではまず無理な最短距離である。一センチまで寄れれば小さな昆虫だろうととにかく寄れるのである程度は大きく写り28㎜相当の広角なので周りの環境も写りこむ。環境が写りこんだ昆虫写真がすきなのは私が昆虫写真を撮るきっかけとなった写真家海野和男氏の影響であろう。さらにワイコンをつけると22㎜相当の画角になりかなり広く写しこめる。外付けストロボを多用する私としてはホットシューが付いているのも嬉しい。
しかし、なんでもそうだが使っていると悪いところも見えてくる。まずはAFの速度、普段は別段悪く感じないがマクロ時はかなり遅いし照合率もコントラストの低いものだと照合率も悪い。また内蔵ストロボを使うとチャージのためか次に撮影するまでやや時間がかかってしまう。電池の持ちは小型機の弱点なのかやや悪いような気がする。
コスモスに来たイチモンジセセリ GX8 ワイコン F2.5 AE
トンボ GX8 ワイコン F8.1 1/500 外付けストロボ
なんだかんだ言ったが、このカメラでは多くの写真を撮影する事ができ、このブログを始めるきっかけともなった記念すべきカメラでもある。動く限り使って行きたい物である。